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作業療法士のための健康行動理論入門②健康信念モデル

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みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです^_^

 

作業療法士は人々の健康と幸福を促進するリハビリテーションの専門職です。

 

人生100年時代、地域包括ケア時代に活躍する作業療法士は予防的に健康を促進するための知識と支援技術が必要となります。

 

予防的な視点で健康行動を促進するための知識として健康行動理論があります。

 

健康行動理論は健康に関する行動変容と維持に関する複数の理論から成り立ちます。

 

ただ作業療法士の教育課程において健康行動理論について学ぶ機会は十分でありません。

 

そこでこのブログでは全8回シリーズとして健康行動理論を構成する要素、考え方について解説していきます。

 

今回、作業療法士のための健康行動理論②では健康信念モデルについて解説、共有していきます。

 

 

健康信念モデルとは?

 

Rosenstock、Beckerなどを中心として考案、提案された理論で、人が健康に良いとされる行動を取るようになるために、 2つの条件が必要であることを提唱しています。

 

①このままではまずいという危機感、脅威を感じること

 

②健康行動を取ることのメリット(有益性)が、デメリット(障害)よりも大きいと感じること

 

前者の危機感を感じるためには、このままでは健康を損ねる可能性が高いと感じる「罹患性」の認識と、その結果に対する「重大性」の認識を持つことが必要となります。

 

後者の健康行動を取ることのメリットについては、健康行動を起こすことで危機感が減ることを意味し、デメリットについては健康行動による「辛さ」「難しさ」「費用の高さ」「不便さ」「時間がかかる」などといった側面を意味します。

 

 

健康信念モデルでは上記のような「罹患性」「重大性」「メリット」「デメリット」といった対象者本人の信念、考え、感じ方を評価して、それぞれの信念が変わるように働きかけることで行動変容が起きることを期待します。

 

つまり健康行動を起こさないことが「まずい結果になる」と感じてもらうこと、健康行動を起こすことが「良いことで、難しくない、辛くないこと」であることを感じてもらえるような情報提供や提案をしていきます。

 

 

作業療法士は対象者の主観的側面(興味や関心、価値観など)を大事にして、それに基づいて健康を促進する行動、活動が遂行できるよう支援します。

 

また作業療法士は学習理論に基づいて健康行動の難易度調整も可能であり、健康行動によるデメリット(障害)についても軽減させる知識と技術を提供できます。

 

作業療法士の既存の知識、技術と健康信念モデルを組み合わせることで、対象者の健康をさらに促進できることが可能になるでしょう^_^

 

参考図書

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