blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士は知っておきたいプレゼンティーイズムとアブセンティーイズム

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みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです^_^

 

作業療法士は人々の健康と幸福を促進するリハビリテーションの専門職です。

 

その活躍の場は主に医療や介護、福祉といった領域ですが、今後は一般企業での健康経営のサポートも視野に入れた知識と技術の研鑽が必要であると考えています。

 

www.blueskycarp.com

 

今回は企業における労働生産性を低下させる要因、経営課題として提唱されているプレゼンティーイズムとアブセンティーイズムについて共有し、作業療法士が果たせる役割について提案します。

 

 

プレゼンティーイズムとアブセンティーイズムは、世界保健機関(WHO)によって提唱された健康問題に起因した労働生産性の損失を表す指標のこととされています。

 

プレゼンティーイズムは「出勤している仕事に従事しているものの、体調が優れず業務遂行能力や生産性が低下している状態」を意味します。

 

アブセンティーイズムは「何らかの病気や怪我により仕事を休んでいる状態」を意味します。

 

 

そして経済産業省の報告によると企業の労働生産性による経済的損失はアブセンティーイズムよりもプレゼンティーイズムによる損失が大きいことが示されています。

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プレゼンティーイズムの原因としては慢性疲労症候群、うつ病、腰痛、頭痛、花粉症などにアレルギー疾患などが挙げられています。

 

またプレゼンティーイズムの危険因子としては高血圧、肥満、運動不足、睡眠不足、ストレスなどが挙げられています。

 

 

プレゼンティーイズムは仕事へのワークエンゲージメント(熱意、没頭、活力)を低下させる主要因として、その対策が企業経営においては重要な課題とされています。

 

 

ではプレゼンティーイズムに対して作業療法士はどんな支援が可能でしょうか?

 

プレゼンティーイズムは仕事の遂行度が下がっている状態です。

 

遂行度を高めるため作業療法士はPEOモデルに基づいて、人ー作業ー環境に対してそれぞれに介入を提案できます。

 

人に対して、作業療法士は医学や心理学に基づいた価値の高い運動指導や活動と休息の取り方、ストレスへのコーピング技能などについて提案と、助言、直接指導が可能です。

 

作業については、仕事内容についてより効率的、効果的な時間管理、作業手順、身体運用、人材の強みに基づいた人員配置などについて提案ができると考えます。

 

特に身体運用については運動学に基づいてより機能的な身体の使い方の提案、習得の支援が可能で、そのことが慢性的な痛みの軽減や解消に寄与できると考えます。

 

環境についてはより効率的で安全な作業環境(机の高さ、椅子の高さなど)を人体の構造や機能に基づいて提案できると考えます。

 

 

作業療法士は企業の健康経営の一躍を担える存在として十分にその専門性を発揮できる存在であると言えるのではないでしょうか。

 

医学に基づいて人々の健康と幸福を促進する専門職として社会に価値を提供できるよう視野を広げていきましょう^_^

 

参考図書

職場の健康がみえる 産業保健の基礎と健康経営

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレゼンティーイズム