blueskycarp’s blog

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作業療法士は知っておきたい遠心性収縮によるトレーニングの効果

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みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです^_^

 

作業療法士は怪我や病気で難しくなった生活に必要な動作や活動の再獲得を支援します。

 

再獲得の支援の中にはトレーニングとして筋力強化のための運動を提供することもあります。

 

特に病気や怪我で長期間の臥床状態、不活動であった対象者は、筋肉の萎縮や筋力の低下が確認されます。

 

筋肉の機能は動作や活動の基礎的な機能になるため、それをより効率的、効果的に改善、強化するための知識、技術が作業療法士には求められます。

 

今回は筋力をより効率的、効果的に改善、強化するための知識として、遠心性収縮によるトレーニングの効果を共有していきます。

 

 

 

筋力強化のトレーニングで一般的に実施されている方法は、自重もしくはダンベルなどの重量物を持ち上げる動きです。

 

この時の筋肉は求心性収縮、つまり強化したい筋肉の起始と停止が近づく動き、筋肉が短縮する方向でのやり方です。

 

一方で近年、遠心性収縮によるトレーニング、つまり筋肉の起始と停止部がゆっくりと離れる動き、筋肉を伸ばしながら収縮する運動様式のメリットやトレーニング効果が報告、注目されています。 

上記書籍で報告されているメリットや効果をまとめました。

 

●求心性収縮よりも遠心性収縮の方が1.5倍程度の筋力を発揮できる

 

●最大筋力の10%程度の軽い負荷でも最大筋力が増加する

 

●求心性収縮でのトレーニングよりも遠心性収縮のトレーニングの方が筋肥大のための生理学的メカニズムがより活性化される

 

●遠心性収縮でのトレーニングは求心性収縮や等尺性収縮の能力も含めて強化される(特異性の原理を超える)

 

●遠心性収縮でのトレーニングは体脂肪の減少効果も高い

 

●遠心性収縮でのトレーニングは体幹筋の強化、バランス機能の強化も同時に図れる

 

●遠心性収縮でのトレーニングは認知機能(主に注意機能)の強化も期待できる

 

などなどです。

 

 

一般にリハビリ場面、作業療法場面での筋力強化のトレーニングといえば求心性もしくは等尺性収縮によるトレーニングですが、今回共有した遠心性収縮でのトレーニングでのメリットや効果を知っておくことで、トレーニングの選択肢が広がりより効率的、効果的な筋機能の改善と活動の再獲得を支援できると考えます。

 

 

僕の臨床では上記メリットや効果を丁寧に説明、解説しながら「ブレーキをかけながらゆっくり丁寧に動くこと」を励行しています^_^

 

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