みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです。
作業療法士は人々の健康と幸福を促進するリハビリテーションの専門職です。
世の中には健康に良い、幸福につながる行動のノウハウ、情報、ライフハックが溢れています。
健康につながる睡眠のあり方、運動のあり方、食事のあり方、対人関係を円滑にするコミュニケーションのあり方、そして仕事術などなどです。
しかし健康に良い、幸福を促進する行動と分かっていてもなかなか実行できない、継続、習慣化できないのが現実です。
健康や幸福を促進する行動を習慣化させるためにはそれぞれの行動を最適化する必要があります。
今回は行動を最適化するコツについて共有します。
より良い行動を習慣化させため最適化のコツは3つです。
1つ目は行動を細分化し、無理なくできる頻度、難易度、負荷量にすることです。
つまり目標設定を低く設定し、無理なく続けれるくらいに設定することです。
多くの場合最初の目標設定が高く、途中で挫折すること場合が多くなります。
例えば筋トレという行動を習慣させるためには、まずは無理なくできる重量、回数、時間を設定します。
腕たて伏せというトレーニングであれば、いきなり100回ではなく10回からという設定、毎日ではなく週に1回が最適化されたものになります。
自己成長のための読書であれば、最初は5分から10分、もしくは数ページだけ読む、毎日にではなく休日の日だけという設定が最適化されたものです。
とにかくはじめは小さく始める、そしてその行動が習慣化できたら徐々に頻度や難易度、負荷量を上げていくいう戦略をとっていくことが重要になります。
2つ目のコツは記録をするです。
記録することでより良い行動を継続できていることを視覚的に確認できます。
そしてその確認が自己肯定感、自己効力感を強化し、さらなる継続の動機付けとなります。
記録すること自体も身近にあるカレンダーに○✖️をつける程度の簡単にできるものにすることで難易度が低くなり継続することができます。
3つ目のコツは体内時計をリセットし規則正しい生活を実行するです。
ヒトの体内時計は24時間10分とされておりリセットしないと徐々に日々の生活時間とのずれが起こるとされています。
ズレることで習慣化したい行動がうまくできないことにつながります。
このズレを修正、リセットするには起床時日光に浴びる、朝食をとる、軽い運動(散歩程度)をすることが必要とされています。
行動の最適化のためには規則正しい生活をするといった当たり前のことを実践することが基盤となります。
以上行動の最適化のコツについて3つ提案しまとめてみました。
コロナ禍で制約の多い日々が続きますが、自分自身と家族、そして対象者の健康と幸福のために最適化された行動、生活を少しずつ実践していきましょう。
参考文献