blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士は知っておきたいPNFテクニック⑧リズミックイニシエーション

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みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです。

 

作業療法士は病気や怪我で難しくなった動作や活動の再獲得を支援します。

 

動作や活動の再獲得にあたっては、機能的な四肢や体幹の動きを再学習する必要があります。

 

効果的な動きの再学習には難易度調整が必要です。

 

今回共有するリズミックイニシエーションは動きの再学習を段階的に支援するためのPNFテクニックです。

 

 

リズミックイニシエーションの手順は以下のとうりです。

 

目的とする動きを他動的に最終肢位まで誘導する。

 

対象者に最終肢位を覚えるよう求める。

 

最終肢位から開始肢位に向って少しの動きを他動で誘導する。

 

対象者には少し開始肢位に戻った位置、肢位から最終肢位に向かった随意運動を遂行してもらう。

 

最終肢位から開始肢位に戻る、動きの範囲を徐々に大きくして、対象者自身が動く範囲(自動介助運動)を拡大していく。

 

自動介助運動の範囲や能力に応じて、誘導の手を離したり、抵抗を加えることで自動運動の学習と強化を図っていく。

 

 

動きの学習において開始肢位から最終肢位までの範囲を最初から求めると、運動範囲が大きいことで負荷量や難易度が高くなります。

 

負荷量や難易度が高い状況での学習は、対象者の動機付けや意欲の低下を招き、最終的には学習性無気力を生じさせてしまう可能性があります。

 

 

リズミックイニシエーションは最終肢位からすこしずつ開始肢位に向かう範囲を拡大することで段階的に動きの学習を支援することが可能になります。

 

リズミックイニシエーションは対象者に小さな運動範囲の動きの成功を経験してもらうことで、対象者の自己効力感を高めることが期待できます。

 

そして自己効力感に基づくトレーニングは、より効果的、効率的な動作と活動の再学習、再獲得につながると考えています。