blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士は知っておきたいPNFテクニック⑤リズミックスタビライゼーション

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みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです。

 

作業療法士は病気や怪我によって難しくなった生活動作や活動の再獲得を支援します。

 

動作や活動の再獲得のためには、動きに対応した姿勢保持が要求されます。

 

 

今回共有するリズミックスタビライゼーションは、動作や活動に必要な姿勢の安定性をトレーニングするテクニックになります。

 

 

例えば座位姿勢の安定性を強化する場合を解説をします。

 

まずはより対称的、抗重力的な座位のアライメント、フォームを整えます。

 

アライメント、フォームが整ったら作業療法士は対象者の首根っこを前後に包むように優しく接触します。

 

そして接触した部位から前後もしくは左右(回旋要素も加える)に抵抗を丁寧にかけます。

 

対象者は抵抗に負けないように、動かされないように静的な姿勢、アライメントの維持を求めます。

 

最初は2方向性への抵抗からはじめ、徐々に複数の方向から抵抗を加えて難易度を高め、座位姿勢を維持するための体幹の同時収縮を促通していきます。

 

 

PNFには姿勢の安定化をトレーニングするテクニックが2つあります。

 

前回の記事で共有したスタビライジングリバーサルズと今回のテーマであるリズミックスタビライゼーションです。

 

両者の違いは抵抗を加える作業療法士の手の使い方が異なる点です。

 

前者は手の位置を適宜変えますが、後者は手の位置を変えずに抵抗を加えます。

 

スタビライジングリバーサルズは手の位置を変えることで対象者には抵抗の方向を予測でき応答的に対応できます。

 

これは姿勢のフィードバック制御を強化していることになるとされています。

 

リズミックスタビライゼーションは手の位置を変えないため対象者は抵抗の方向を予測できないため対象者は予測的、準備的に対応する必要があり、前者よりも難易度が高くなります。

 

これは姿勢のフィードフォワード制御を強化しているとされています。

 

 

PNFにおける姿勢の安定性をトレーニングする 2つのテクニックは対象者の能力に応じて、難易度調整することが可能です。

 

作業療法士は対象者の能力に応じて動作や活動に必要な姿勢の安定性を高めるトレーニングを提供する必要があります。

 

対象者の能力に応じてトレーニングを提供することは、対象者のポジティブな側面を活用することになります。

 

ポジティブな側面は成功体験による自己効力感を育み、動作や活動を再獲得するための動機付けを強化することにもつながります。