blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士は知っておきたいPNFテクニック①レプリケーション

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みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです。

 

作業療法士は心身の障害によって難しくなった身体の動きや活動の再獲得を支援し、社会参加を促進します。

 

身体の動きや活動を再獲得するにあたって、まずは動き、活動に必要な肢位、姿勢を保つことが必要になります。

 

簡単に言えば活動に必要なポーズ、フォームをまずは保つ、学習する必要があります。

 

PNFコンセプト(国際PNF協会)では、活動に必要なポーズ、フォームの形成と学習にあたってレプリケーションというテクニックを使用します。

 

今回はPNFテクニックであるレプリケーションについてその考え方やテクニックの手続きを共有します。

 

 

レプリケーションは、目標となる動きや活動の最終肢位を保つことをまずは対象者に求めます。

 

最終肢位への誘導は、最初は他動もしくは自動介助運動で行います。

 

そして活動に必要な最終肢位を保つこと(ホールド)を求めることで、身体への気づきと定位(Postual orientation )を促し、活動に必要な筋活動を促通、強化します。

 

最終肢位を保つ際には、筋活動を促通、強化する目的で拮抗する方向に抵抗をかけ、静的収縮(等尺性収縮)を促します。

 

最終肢位を保つことが実現できたら、段階的に開始肢位へと動く→再び最終肢位に戻り保つを反復しながら活動に必要な動きや姿勢の変化(重心移動)を反復学習していきます。

 

最終的に活動の開始肢位から最終肢位へ対象者自身が動き、活動の成功を経験してもらいます。

 

 

今回紹介したレプリケーションというテクニックは、活動、特にADLを再獲得するにあたって練習の難易度調整と反復練習を行う上で非常に有用な考え方、テクニックと考えています。

 

活動の開始肢位から最終肢位までの流れを練習する場合は動きや姿勢、重心移動の範囲が大きくなり、その分難易度や負荷量が高くなります。

 

一方でレプリケーションに基づく練習は最終肢位をまずは保持する、そしてそこから開始肢位への段階的に戻ることで、動きの範囲を小さく練習でき、さらに反復回数を効果的に稼ぐことで、活動獲得のための運動学習を効果的に促進することができます。

 

 

レプリケーションはPNFテクニックの中では一番簡単なテクニック、考え方ですので、ぜひ臨床に取り入れてみてください。

www.blueskycarp.com

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