blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士のための行動変容を促進する動機付け面接入門④

f:id:blueskycarp:20210129104950j:plain

みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです。

 

作業療法士のための行動変容を促進する動機付け面接入門④でが、動機付け面接の基本戦略、基本スキルOARSについて解説します。

 

動機付け面接での面談はOARSで表される以下4つの基本スキルを使い、より共感的な姿勢を強調します。

 

O(Asking Open Qestion)開かれた質問

いわゆる質問はオープンクエスチョンの形を主に取ります。

 

対象者に行動変容に対する自由度や選択権、自己決定権を促す、尊重すること意図しています。

 

また行動変容のための思いや情報を対象者から喚起、引き出すことを意図したものです。

 

 

 A  (Affirming) 是認

動機付け面接における是認とは、支援者が対象者の強み、善意、努力を認め伝えていく態度を表します。

 

逆を言えば対象者の強み、信念、態度、意図、努力に支援者が気付く必要があります。

 

 

 R(Reflective Listening) 聞き返し

聞き返しや動機付け面接の主要なスキルとされています。

 

聞き返しや対象者への関心、共感、理解、受容を示すためのスキルです。

 

聞き返しには単純な聞き返しと複雑な聞き返しがあります。

 

前者は何も付け加えずただ発言をオウム返しをします。

 

後者は対象者の言葉をを変化させて聞き返し、対象者が考えていることと支援者が理解したことを擦り合わせる、確認するために行われます。

 

 

S(Summarizing) 要約

要約は複雑な聞き返しの一部ですが、対象者が語った事柄を是認し、確認、共有するためのものです。

 

また要約することで対象者は自身のこれまでの経験や思い、変化のための行動を再認識することに繋がります。

 

 

以上動機付け面接の基本スキルORASについて簡単に解説しました。

 

 

次回は作業療法士のための動機付け面接入門⑤では動機付け面接の特徴的、大事なスキルとしてチェンジトークの識別と引き出し方、維持トークへの対応について解説します。

 

参考文献

医療スタッフのための 動機づけ面接法 逆引きMI学習帳

医療スタッフのための 動機づけ面接法 逆引きMI学習帳