blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士は知っておきたい低下した下降性疼痛抑制を促通するコツ

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みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです^_^

 

心身の痛み、特に慢性化した痛みは対象者の健康と幸福を阻害する大きな要因です。

 

対象者の健康と幸福を支援、促進する作業療法士にとって心身の痛みの軽減に必要な知識と技術の学習と提供が求められています。

 

人には元来痛みを抑制する機能として下降性疼痛抑制という脳に由来する機能を持っています。

 

しかし特に慢性化した痛みを持つ対象者はこの機能が低下してしまっていることが言われています。

 

心身の痛みは対象者に痛みに起因した不安や疑心、嫌悪感といったネガティブ感情を抱かせます。

 

そして痛みに対する情報不足や誤った知識、信念からネガティブ感情が持続し、下降性疼痛抑制が低下し痛みを慢性化させてしまうことになります。

 

 

低下した下降性疼痛抑制を促通するためには対象者に痛みに関する教育を提供し、その知識に基づいて積極的に治療に参加することが効果的であるとされています。

 

痛みに関する患者教育で有効性が検討されているものにPNE (Pain Neurophysiology Education)があります。

 

PNEは痛みに関する神経生理学的な知識を提供するもので、解剖学や運動学バイオメカニクスによる教育、指導よりもその効果が示唆されています。

 

神経生理学的な知識として、侵害刺激の受容と伝達経路、ニューロンやシナプス、脊髄での抑制と促通、末梢性及び中枢性感作などが挙げられています。

 

いずれの知識とも作業療法士であっても一朝一夕には理解が難しい、そしてそれを対象者にわかりやすく説明するのには深い理解と技術が必要です。

 

 

2010年に実施された世界疾患負担研究によると、筋骨格系疼痛が全体として29億人以上に影響を与え、罹患率が1990年から44.7%増加しているとされています。

 

心身の痛み、そして慢性化した痛みは現代的な大きな問題であり、健康と幸福を阻害する要因として作業療法士もその軽減に貢献する必要があると考えています

 

そのためには痛みについての知識と技術をアップデートして、対象者に分かりやすく痛みの教育を提供できることが求められていると考えています^_^

 

<痛みを理解するのに有益な書籍>

痛みの考えかた   しくみ・何を・どう効かす

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