blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士は知っておきたい対象者との信頼関係を構築する5ステップ

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みなさん こんにちは  健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです^_^

 

我々の仕事、支援は対象者との信頼関係の構築があってはじめて効果的に健康と幸福を促進することができます。

 

今回は信頼関係を築くための戦略として精神科医、樺沢紫苑先生が提案している「信頼関係を構築する5ステップ」について共有していきます^_^

 

 

信頼関係構築の1ステップは「警戒を解くためのアクションをとる」です。

 

対象者とのファーストコンタクトは、お互いが何者であるか知らない中での対応となります。

 

お互いに本能的、直感的に敵か味方を判断する、警戒されている、している状態と言えます。

 

警戒を解くためのアクションは、笑顔と挨拶です。

 

まずはこちらから警戒を解いているという非言語的サインとして笑顔と丁寧な挨拶を対象者に提供することが、対象者の警戒を解くキッカケになります。

 

 

 

信頼関係構築の2ステップは「疑心を解く対話をする」です。

 

本能的な判断レベルである警戒を解いたら、次に理性的な判断レベルである疑心を解いていく段階です。

 

疑心を解くための技術としてイエスセット話法があります。

 

「今日は天気がいいですね」「今日は寒いですね」といった時制に関する雑談など、対象者が「いいえ」で返さない、お互いが「イエス」を共有できる対話のやり取りを積み重ねることで、安心感が生まれ疑念を解くキッカケを作ります。

 

 

 

信頼関係構築のための3ステップは「理解を促す対話をする」です。

 

警戒と疑念を解くアプローチをベースにしてからこちらからの説明や、質問、情報提供をしていくことでさらに安心感を高めていきます。

 

そしてより安心感、親密感を高めるためにお互いの共通点を探していきます。

 

心理学ではホモフィリー(同属性)として、人は同じような属性や価値観を持つ人とつながろうとする傾向を持ちます。

 

お互いの共通点を探す視点として出身や生活習慣、興味関心、趣味などを尋ねながら、最終的には診療、治療上の目標設定を共有していくことで、同じ方向を向いてくれる支援者としての認識を促していきます。

 

 

 

信頼関係構築ための4ステップは「共感していることを伝える」です。

 

共感していることを伝える技術として「アイコンタクト」「うなずき、相槌を打つ」「オウム返し」「ミラーリング(模倣)」といった傾聴テクニックがあります。

 

対象者の言語、非言語的サインをしっかり受け取っていることを支援者が丁寧にフィードバックすることが、共感していることを伝え、共感に基づく支援を提供する上で重要となります。

 

 

 

信頼関係構築のための5ステップ、最後は「信頼に基づく行動を取る」です。

 

最後のステップではまずは単純接触効果を期待して、対象者との接触回数を増やす行動をとります。

 

単純接触効果(ザイオンス効果)とは、接触回数が多ければ多いほどお互いの親密度や好意が高まっていくというものです。

 

そして接触の場面においては信頼に基づく相手の求める、相手のための行動、支援を提供します。

 

信頼に基づくとは相手に見返りを求めないという意味です。

 

 

 

信頼関係構築のための5ステップを意識した関わりをとることで、技術として対象者との信頼関係、ラポールの形成の促進に役立つと考えています。

 

ぜひ実践してみてください^ ^

 

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参考文献