blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士は知っておきたい樺沢紫苑先生の幸福論

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みなさん  こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです^_^

 

作業療法士は人々の幸福を促進する医療福祉保健領域の専門職です。

 

幸福を促進するためには幸福とは何か?、幸福をもたらす要因は何か?などについて知識を持っておくことが必要です。

 

これまでにもこのブログでは「作業療法士のための幸福学」や「作業療法士のためのポジティブ心理学」として幸福に関する知見を紹介してきました。

 

今回は精神科医  樺沢紫苑先生の幸福論が非常にわかりやすい内容であったため、共有したいと思います。

樺沢先生は幸福について3つの神経伝達物質に基づいて説明しています。

 

セロトニン、オキシトシン、ドーパミンです。

 

人が幸福を感じている時、3つの神経伝達物質のいずれかが分泌されていることを前提して、それぞれの神経伝達物質がもたらす幸福感について説明、その実現のあり方を提案されています。

 

まずセロトニンがもたらす幸福は、「やすらぎ」「癒し」「安心」といった穏やかなよい気分に基づく幸福感です。

 

セロトニンに基づく幸福感は、朝日を浴びる、歩くといったリズム運動を実践する、瞑想する、笑顔で過ごすといった習慣で得られることを提案しています。

 

セロトニンによる幸福は、心身の健康をベースにしているものであり、心身の健康にはバランスのよい食事、適度な睡眠とともに朝散歩(朝日を浴びて20分程度歩く)を実践、習慣化することを提案されています。

 

 

次にオキシトシンがもたらす幸福は、他者とのつながり、安定した人間関係の中で感じる幸福感です。

 

オキシトシンに基づく幸福感は、安心、信頼できる他者(パートナー、家族)とのコミュニケーション・スキンシップ、ペットとの触れ合い、他者への親切、ボランティア活動や広く社会貢献活動を通じて得られることを提案しています。

 

オキシトシンによる幸福はマズローの欲求説では安全欲求や承認欲求にもとづいた幸福感といると考えます。

 

 

最後のドーパミンがもたらす幸福は、欲しいものを手に入れた時の快楽や興奮、目標実現による達成感、社会的成功などから感じる幸福感です。

 

ドーパミンに基づく幸福感は、仕事を通じた社会的成功、目標設定に基づく目標達成、スポーツや運動(有酸素運動、筋トレ)といった活動で得られます。

 

ただドーパミンに基づく幸福感は「もっと、もっと」と常に上の快楽と満足を求める傾向にあり、いつまでたっても不安な状態、満足できない不全感から抜け出せないものであるとも説明されています。

 

 

そのため3つの幸福のうち、一番大事なのはセロトニンに基づく幸福、つまり日々の安定した心身の状態=健康を追求、獲得することが、幸福の基礎であることを提案されています。

 

そしてその次に安定した人間関係に基づくオキシトシンによる幸福の実現を提案し、最後にドーパミンに基づく幸福の追求、実現を提案されています。

 

 

人々の健康と幸福を促進する作業療法士として、そして自分自身の幸福を促進するために樺沢紫苑先生の幸福論は共有しておきたい、知っておきたい情報でした^_^