人生100年時代と称される現代ですが、一方で人生100年時代=簡単に死ねない時代とも揶揄されています。
その訳は…
1960年代 平均寿命70歳 急性疾患(脳卒中、心筋梗塞)ですぐに死ぬ人が多かった…寝たきりや認知症は少なく社会問題化していなかった時代とされています。
現在は平均寿命80歳以上となり救急医療の進歩によって急性疾患では死なない…急性疾患で弱った体で、あるいは認知症や寝たきりの体で長生きする確率が高くなりました。
健康なまま死に至るのは20人に1人ともされています。
平均寿命と健康寿命の差は9〜12年で、健康を損ねた状態で晩年を過ごす可能性の拡大を示している現状があります。
これは心身の苦痛を抱えながらやりたいことができず、家にこもりきりの後半生となり人生の楽しみを享受できないことを意味します。
人生100年時代の後半生をよりよい状態、ウェルビーイングの状態で過ごすためには必要な資産とは?
ずばり 「健康」です…至って当たり前の結論した。
作業療法士は健康と幸福を促進する医療保健福祉領域の専門職です。
対象者の健康、健康づくりの重要性を動機付け、支援するために上記のようなファクトに基づく説明が大事であると考えています。
おススメ参考文献