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回復期病院における作業療法プロセス実践のコツ⑨退院にむけての支援

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みなさん こんにちは  作業療法士のblueskycarpです^_^

 

回復期病院における作業療法プロセス実践のコツ⑨退院にむけて支援についてまとめます。

 

回復期での入院期間は平均3ヶ月程度です。

 

特に中枢神経に起因した機能障害を呈した対象者は、機能障害が残存したままの退院になる場合も少なくありません。

 

また病院で獲得できた生活動作や活動がそのまま在宅生活で実現でき、地域での社会参加につながるとも限りません。

 

 

回復期を退院する対象者に対して在宅生活を安全に、そしてその人らしく社会参加を促進していけるための支援について3つのコツを提案してみます。

 

 

1つめのコツは対象者自身への働きかけとして、行動変容と習慣化の支援を入院の段階から一緒に考えて実践していくことです。

 

病前とは変化した身体を使って病前と同じ活動を遂行するためには、その活動を実践することが重要であるという認識、そしてその活動に対する自己効力感があることが重要です。

 

重要度と自己効力感という2つの認識が行動変容と習慣化には必要となります。

 

病院での作業療法、トレーニングにおいて対象者の価値観に応じた重要度の高い活動を同定し、その実現にむけた取り組みにおいて「すこし頑張ればできる(=自己効力感)」というレベルまで遂行度を向上できる介入が重要であると考えています。

 

重要度と遂行度の確認と共有にはCOMPを活用しましょう。

 

 

2つめのコツは環境調整の実践です。

 

この点についてはいうまでもないかもしれませんが、家屋調査など通じて自宅で安全に生活ができることを整えることが、参加レベルの拡大の基盤になると考えています。

 

家屋調査のコツについては以下の動画を参照ください。


作業療法士は知っておきたい家屋調査を効果的に実施するコツ

 

 

最後3つめのコツは対象者の支援者に対する情報提供の実践です。

 

特に対象者にとって健康と幸福を促進できる作業、活動は何かを入院の経過の中で把握し情報提供できるよう準備をしておく必要があります。

 

特に対象者の「価値観とそれを実現できる作業」、「対象者が没頭できる作業」、「対象者が他者に貢献できると実感できる作業」が、対象者のその人らしい支援と幸福度の向上に貢献できると考えています。

 

上記の作業を支援者へ合同カンファで口頭で伝えたり、退院時サマリで伝えることが、退院に向けて健康と幸福を促進できる作業療法士として役割であると考えています。

 

 

以上退院に向けての支援のコツについて提案してみました。

 

 

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