こんにちは 作業療法士のblueskycarpです^_^
作業療法士は人々の健康と幸福を促進するリハビリ専門職です。
今回も作業療法士が生理学、心理学で実証されている人生の満足度、幸福度を高めるワーク、活動を紹介していきます。
今回のワーク、活動はこちら
「運動する」 です^_^
いうまでもなく運動やスポーツには不安やうつ気分、ストレス反応に対する軽減効果があることが知られています。
また運動することで神経伝達物質や神経栄養因子の産生を増やし認知機能の維持や向上にも寄与することが知られています。
一方で運動は習慣化することの難しさ、運動をすることによる辛さや苦痛も伴いますが、心身の健康と人生の幸福にもたらす利得はそれ以上のものがあります。
ではどのくらいの時間・頻度で、いつ、どんな運動をするとよいのでしょうか?
運動をすることのメリットが最大となるのは週に6日であることが研究で示されていますが、週2日以上であれば運動しない場合に比べて圧倒的にストレスレベルが下がり、幸福度が向上するとされています。
そして運動は朝に20分間取り組むことで、その日1日の気分の改善(12時間持続)や仕事における創造性や生産性が向上することが研究で実証されています。
最後に「どんな運動を?」ということですが、すこし息が上がるくらいの運動、体が温まることを感じる運動がおススメです。
最大心拍数(200ー実年齢)の7〜8割程度になる運動が生理学、心理学的にも効果が高いとされています。
ただこの負荷は結構きつく、運動による苦痛で運動をすることが習慣化するまでに挫折する可能性が高くなります。
運動習慣まだない方は、ラジオ体操から始めるのがおススメです。
ラジオ体操からはじめて、徐々に負荷の強い運動に切り替えてみてください。
さらには疲労回復、解消に対しても70種類以上の疲労解消法を比較研究した結果、「運動する」ことが効果的であることが実証されています。
仕事をされている方は、運動を習慣化することは非常に難しい課題ですが、
まずは仕事での疲労やストレスを解消するために、休日に運動習慣を身につけることから始めてみてはいかがでしょうか?
休日1日中ゴロゴロ過ごすよりも圧倒的に休日を有意義に過ごすことができるようなりますよ^_^
参考文献