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作業療法士のためのポジティブ心理学⑨強みを知る

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作業療法士のためのポジティブ心理学⑨ではユーダイモニアに基づく幸福について「強み」をキーワードにまとめていきます。

 

ユーダイモニアとはアリストテレスによって提唱された幸福の在り方です。

 

簡単にいうと「自分の強みを活かして、意義あることに打ち込む幸せ」です。

 

ユーダイモニアを得るために、まずは自分自身の強みを知っておく必要があります。

 

「自分には強みなんてない…」と思われている人がいるかもしれませんが、ポジティブ心理学では誰でも強みがあり、それを知り、それを活かす生き方が人生の満足度や幸福度をあげることに寄与することを提案しています。

 

ポジティブ心理学では強みを知る診断ツールとして「VIA-IS」というテストを開発し、ネットで無料で利用が可能です。

 

このテストは主にポジティブ心理学の提唱者セリグマンとクリストファー・ピーターソンが、多くの心理学者とのディスカッションや文献調査によって人の24種類の強みを洗い出し開発されました。

 

24種類の強みを挙げておきます。

 

好奇心、学ぶ意欲、大局観、創造性、クリティカル思考、勇敢さ、忍耐力、誠実さ、熱意、愛、親切心、思いやり、チームワーク、公平さ、リーダーシップ、自制心、慎重さ、謙虚さ、慈悲、美的センス、スピリチュアリティ、未来志向、感謝、ユーモア

 

上記のリストを眺め、自分自身が生活や仕事をする上で大事にしていること、大事にしている思いと重なる項目を選んでいくだけでも、自身の強みを知る手がかりになります。

 

より詳細を知りたい場合は、ぜひネットでの無料診断の利用をお勧めします。120問の質問に20分程度で答えることで、上位5つの強みとなる資質を提示してくれます。

 

以下のサイト利用してください。日本語で対応可能です。

www.viacharacter.org

 

ちなみに僕自身の診断結果、上位5つまでの強みは、1位:公平さ、2位:学ぶ意欲、3位:親切心、4位:好奇心、5位:創造性、でした^_^

 

 

自分自身の強みを知る、知って活用するという経験は、翻って作業療法の対象者の強みを知る、そして活用することにも役立つと考えます。

 

対象者が抱える困難な状況を受け止め、乗り越えていくサポートを行うためには、その足がかりとなる強み=残存機能、潜在能力の把握と活用が不可欠だからです。

 

対象者の過去の生活習慣、今現在の行動(できる動作)や興味関心から、強みを共有し、未来の生活人生の再構築に向けた取り組みがユーダイモニアに向かう作業療法につながると考えています。

 

 

次回は強みの把握に基づいての目標設定について、ポジティブ心理学の知見を紹介する予定にしています。

 

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