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作業療法士のためのポジティブ心理学②幸福の種類

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作業療法士のためのポジティブ心理学②では幸福の種類についてまとめます。

 

幸福の種類は2つあるとされています。

 

「ヘドニア」と「ユーダイモニア」です。

 

 

「ヘドニア」は「快楽の幸せ」と言われるもので、五感を通じて得られるものです。

 

ポジティブな感情を高め、ネガティブな感情を軽減します。

 

主に生理的欲求を満たすことで得られる日常生活のなかで感じやすいものですが、一方で持続性に乏しいとされています。

 

 

「ユーダイモニア」は「強みを活かして、意義あることに打ち込む幸せ」と言われるものです。

 

アリストテレスが提唱したものとされています。

 

意義あることに打ち込む過程で感じる幸せは時に、時に苦労や困難に直面することもありますが、それを乗り越えた時の達成感を得ることができ、その経験によって幸福感が長く続くという特性があります。

 

 

ヘドニアとユーダイモニアはどちらもウェルビーイングを高める上では重要なもとされています。どちらか一方に偏るでのはなく両者のバランスが重要とされています。

 

またヘドニアには「ジャンクヘドニア」、ユーダイモニアには「エセユーダイモニア」があるとされています。

 

前者の例として大量の飲酒や薬物によって得られる快楽があります。

いうまでもなく一時的、短期的な幸福感の高まりを経験できますが、長期的には健康を害し、生活を破壊し、不幸になります。

 

後者の例としては「生きがい搾取」=という状態があります。

自己実現への欲求を悪用する形で、無理な要求(長時間労働、安い賃金での労働)をされ、やがては疲弊していきます。

 

 

作業療法の対象者は心身の機能障害や環境要因によって基本的欲求を満たすことが難しいことでヘドニアを、意義ある活動を喪失してしまったことでユーダイモニアを、感じれなくなった状態と捉えることができます。

 

基本的欲求を満たすための支援がヘドニアの促進を、意義ある活動を再開できる支援がユーダイモニアを促進し、両者のバランスのよい支援が実現できることでウェルビーイングの向上に寄与できると考えます。

 

 

次回作業療法士のためのポジティブ心理学では「幸福の公式」について紹介し、その考え方に基づいた作業療法の支援のあり方について提案しようと思います。

 

 

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