…今の職場にこのままいてもいいのか?
…今の職場にいても将来の展望がもてない。
…今の職場の給料では将来の生活設計が描けない
…でも違う職場に移る勇気がない
正解がなく選択肢が増えた世の中で、作業療法士としてどうキャリア形成、人生設計をしていくべきか悩むひとも多いのではないでしょうか?
AIの時代になっても作業療法士という職業は残るとされています。
しかし個人レベルで作業療法士として生き残れるかは別問題と考えてキャリア形成を考える必要があると思っています。
作業療法士としてキャリア形成をしていく方向性、選択肢は大きく2つあると考えています。
1つは主に医療保険福祉分野で組織に属して作業療法士としてキャリア形成していく。
2つめは作業療法士としての知識、経験、技術を使って他産業分野も視野にいれて転職もしくは起業しキャリア形成していく。
いずれの選択肢であってもこれからのキャリア形成においては個人の市場価値を高めていく必要があるようです。
つまり職場、組織に依存しないで個人で稼ぐ力を育成していく必要があります。
以下の書籍では転職や副業を自分の市場価値を高める手段として捉えた生き方、その為の知識を与えてくれるものです。

「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方
- 作者: 松本利明
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/04/27
- メディア: 単行本
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転職については作業療法士の知識・経験・技術を他産業領域、一般企業で活かせるかという課題になるかと思います。
心身の機能構造に基づく知識、技術に基づくことで健康、幸福に寄与する人材育成、商品開発ができるかもしれません。
またPEOモデルを使って作業遂行のうまくいっていない側面を分析、介入することで企業の健康経営や社会的問題にアプローチできる人材として転職できるかもしれません。
いずれにせよ、作業療法士の知識・経験・技術を使ってどんな価値を企業に提供できるか、企業の成長を提案できる必要があります。
そのためにはまずは今の職場で成果を出すこと、今の職場の成長に寄与できる人材である必要があります。
副業については作業療法士の知識・経験・技術に基づくコンテンツ配信、イベント開催を行いことができます。
コンテンツ配信ではブログ、note、ユーチューブといったプラットホームを使って、イベント開催では自ら研修会やセミナーを主催することで収益を得れる可能があります。
いずれも作業療法士として、もしくは個人として誰よりも詳しい分野、得意とする分野を確立し役立つ情報を発信していく必要があります。
上記に紹介した書籍で以下の文面がありました。
「これからの時代はただまじめに働いて、会社の指示を完璧にこなすだけでは年収もキャリアもアップしません。会社に依存するのではなく、会社で得られる機会を利用して個人の価値を伸ばし、転職や副業を通じて、社会に対する提供価値を最大化していくことが必要です。」
作業療法士としてのキャリア形成、もしくは作業療法士の知識・経験・技術を使ってのキャリア形成を、組織に依存しない形で実現できる行動を早期に図っていく必要がある時代となっています。
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