「新しいアイディアが浮かばない」
「いつも同じような考え方になってしまう」
「効果的な問題解決策が発想できない」
「業界のイノベーションに貢献したい」
不確実な時代には既存の価値観にとらわれない創造的思考によって、新しい価値観や問題解決を提示する必要があります。
創造的思考をするためにはその領域に必要な専門的知識が必要となります。
一方で専門家は専門的知識があることでかえって習慣的思考になり、創造的思考が損なわれる傾向にあることが指摘されています。
今回は創造的思考を高めるコツを2つ紹介します^_^
コツ①「もし〜だったら」(what if)と考えてみる。
これは半事実的思考と呼ばれる思考です。思考の制約、枠組みを変えてみることで創造的思考につながるとされています。
足し算的思考「もし〜があったら」であれば、拡張的な考え方になり問題解決のアイディアの創造しやすくなります。
引き算的思考「もし〜がなかったら」であれば、残された資源をどう組み合わせ、活用するかといった資源間の関係性や特徴を分析的に考えることで問題解決のヒントを得ることができます。
コツ②問題を抽象的、一般的な表現にして考えてみる。
問題をできるだけ抽象化、一般化することで類推的思考が促進されるとされています。
そして類推によって抽出された類似性を組み合わせることで新たな問題解決策を考えられることができ、習慣的思考からの脱却につながります。
問題となっている事象を専門的な表現でなく一般的な、平易な表現に変換することで、違う領域、視点からの類推が可能になるとされているのです。
つまり問題の細部に焦点を向けるのではなく、問題の背景や全体像に焦点を向ける、俯瞰した見方をすることが創造的思考につながるわけと考えられます。
今回は習慣的思考から脱却し、創造的思考を高めるコツについて2つ紹介してみました^_^
これからAI時代には、より創造的思考が求められる時代になります。
仕事や生活の中でうまくいかない状況から脱却する、問題解決につなげるためにも創造的思考を養って行きましょう^_^
参考文献

良い習慣、悪い習慣: 世界No.1の心理学ブロガーが明かすあなたの行動を変えるための方法
- 作者: ジェレミー・ディーン,三木俊哉
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/09/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る