blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

思考がフリーズする時の対応

  仕事でミスをすることがあります。ミスを上司に報告、その後の対応を相談します。緊急性が求められる事態であれば

 

「どうすんの?」 と詰め寄られることもあります。

 

  そんな時、思考がフリーズし、その後の対応についてどうすべきかうまく返答できなくなることがあります。「どうしよう、どうしよう」と反芻思考になり、内向きの思考状態になっていきます。この時脳内では不安や恐れのため扁桃体が活性化し、柔軟な思考を担う前頭前野が抑制されています。反芻思考は前頭前野の機能不全による保続です。前頭前野が抑制される、ワーキングメモリでいえば中央実行システムが機能低下し、柔軟な思考ができなくなります。柔軟な思考能力が低下することで、次の手を考えることが難しくなります。

 

こんな時はどうしたらいいのか?

 

 こんな時はとりあえず上司の反応はスルー無視して、自身の状況を自身の客観視するため心の中で実況中継してみます。

「あっ、フリーズしているな」「反芻思考、保続に陥っているな」

 

「上司のプレッシャーで扁桃体が活性化して前頭前野が抑制されている。今は中央実行システムが機能不全を起こして柔軟な思考ができないで、辺縁系に支配さえる思考、内向き思考になっているな」

 

   次に客観視できたら内向きになっている思考、注意を外界にむけます。 外の景色、部屋のレイアウト、他者の存在、人の動き、時計など視覚情報、空調の音、人の声、会話内容などの聴覚情報、部屋の匂いなどの嗅覚情報、足底の感覚といった体性感覚情報にゆっくり注意を向けていきます。

 

  というふうに、実況中継しながら外界に注意を拡大していくことで、前頭前野に外界からの情報が入っていきます。外界からの情報処理を担う為の前頭前野が賦活していきます。そうすると前頭前野を使った柔軟な思考能力を取り戻し、落ち着いて対応を考えることができます。

 

  上司から詰め寄られ思考がフリーズした時は、自身の実況中継と外界に注意を向けることで、柔軟な思考を取り戻すことができます。