いよいよ新年度が迫ってきました。
新たな環境での活躍のために新人のうちに習慣化しておきたいことは、ずばり運動習慣です。
僕は今年47歳、25年目の作業療法士です。
年齢を重ねれば重ねるほど、身体の重要さを痛感しています。
若いうちはあまり気にすることはなかったですが、朝9時から夕方17時まで安全に集中して作業療法を提供するには、十分な体力が欠かせません。
特に学生から新規入職する方は、それまで座学中心の活動レベルから1日中、身体と頭脳を使った活動レベルになります。
初めのうちはアドレナリンによる効果と若さで疲労を感じないかもしれません。
ただ徐々に慣れていくうちに仕事への集中を欠くことがでてきるかもしれません。
休みの日はぐったりということもあるかもしれません。
いきいきと作業療法を提供できないかもしれません。
そういう状況を極力少なくするために、運動を習慣化して身体の予備力を高めておく必要があります。
僕は若い頃はジムにも通っていました。
今は休日に午前は1時間のウォーキング、夕方に3kmのジョギングを実践しています。
職場ではこっそり始業前にラジオ体操をしています。
僕が知る範囲ですが職場の若い子たちは仲間でマラソン参加を共通目標にジョギングしているグループがあり、仲間で刺激しあって運動を続けるやり方もあるでしょう。
通勤時間ややり方を工夫してウォーキングの時間にする方法なんかは、ながら運動で習慣化しやすいのではないでしょうか。
作業療法という仕事に限らないことですが、いきいきと仕事ができるためには、やはり身体が資本になります。
自己研鑽の一部として身体を鍛えることも、社会人としては重要なスキルであると思います。