blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法をどう説明するか?

  今日は作業療法を勉強する1年生さんが2時間という短い時間ですが見学に来てくれました。前半は上司が病院全体とOT室の概要を説明。僕はその後OT室での臨床場面の見学の対応をしました。実際に患者さんが作業療法を取り組んでいる様子を遠目に見てもらいながら、患者さんの背景(疾患や障害の程度)や取り組んでいる作業療法の目的や意味、必要な知識について説明しました。

 

  皆さんは作業療法をどう説明されているでしょうか?

 

  僕はまずは理学療法と作業療法の違いを説明します。法的な定義から「ヒトの基本的動作をできるように支援するのが理学療法、応用的動作をできるように支援するのが作業療法」と説明するようにしています。そして基本的動作(寝返りから歩行まで)は人類に共通する動作、一方で応用的動作は人それぞれのやり方があり、その人らしさを表す活動つまり「作業」であるという説明を付け加えました。

 

   もちろん基本的動作もよく観察すればその人らしさがあるのですが、作業療法が対象とする応用的動作はより範囲の広い活動つまりセルフケア、生産的活動、余暇活動であり、社会参加をする上でその人となりを構成する役割や習慣的な側面があることを説明しました。

 

  最後により大きな視点での作業療法の目的は、「応用的動作をできるように支援することで、対象者の健康と幸福を促進すること」と説明しました。

 

 いろいろな説明の仕方があるかと思いますが、今日は上記のような説明をしてみました。今日来た学生さんは、特に「作業療法は人々の健康と幸福を促進するために行われる」という部分に心が動いたようで、とても目が輝いていました。