blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

反復訓練の間隔(休憩)をデザインする

   僕は、運動学習を促進するための戦略として、間隔伸張法(記憶のリハビリテーションの一手法)を考慮した運動促通、ADL練習を実施しています。効率的効果的な運動学習のためには量的練習、つまり反復が重要です。一方でその反復の間つまり休憩をどうデザインするかについての見解、実証研究は十分でないというのが僕の認識です(僕の勉強不足でしたらすみません。)

 

  特に最近、回復期ではFIM効率や実績指数によって効率的な動作獲得が求められています。ただ闇雲に動作の反復を患者さんに強いるのではなく、訓練中の休憩の取り方、訓練課題と訓練課題の間をどうデザインすることでより効率的な運動学習を促進できるのかということも考えながら臨床を行なっています。

 

  具体的にはある運動、動作課題の1回の練習のあとの休憩を30秒、40秒、50秒…と休憩時間を徐々に長くする(間隔伸張)することで、その都度獲得すべき動作の姿勢、手順を想起することを促していきます。また訓練の前半で反復練習した動作を、訓練終盤に再度反復するという方法をとることもあります。さらに訓練時間を午前2単位、午後1単位に分けて対象とする動作の反復練習をすることもあります。

 

  どのような休憩、時間間隔の取り方、課題と課題の提示の仕方がよいか、思考錯誤しているところです。いつか学術的にまとめることも念頭に、さらに勉強と実践を積み重ねていきます^_^

痴呆性老人の機能改善のための援助―モンテッソーリ法と間隔伸張法を用いた

痴呆性老人の機能改善のための援助―モンテッソーリ法と間隔伸張法を用いた

  • 作者: Myers Research Institute,Jennifer A.Brush,Cameron J.Camp,綿森淑子,板倉香,平松克枝
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  • 発売日: 2002/05/01
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