今年、2018年は例年になくinputの年でした。
なかでも落合陽一氏とその書籍を知ったことは大きな衝撃でした。日本、世界の歴史、文化、芸術に精通し最新のコンピューターサイエンスを駆使して情報発信とクリエイティブな活動をしていることに驚嘆しました。これからの時代を作っていく人であろうと思い、今後の言説に注目しています。
そして今年は勉強する領域も拡大しました。哲学、行動経済学、社会心理学、幸福論といった分野です。特に今年OT協会より提案された作業療法の定義の冒頭に「作業療法は人々の健康と幸福を促進するために…」との文言を受けて、幸福に関する書籍をたくさん読みました。
作業療法士として「健康」に関する知識は、その対立概念である病気、疾病、障害を通じて当然理解を深めてきました。一方「幸福」に関しては、これまでほとんど勉強していない領域であることに気づきました。
そこで今年はアラン、ラッセル、ヒルティの3大幸福論を筆頭に、ポジティブ心理学、そして哲学(功利主義)領域も勉強してみました。引き続き幸福に関する勉強を続けようと考えています。また勉強した内容は追ってブログでoutputしていく予定です。
テクニカルな部分では今年国際PNF協会の基礎コースを受講するに至りました。僕はこれまでテクニカルな部分についてはずっとボバースアプローチを通じて勉強を重ねてきました。ボバースアプローチは基礎コース、上級者コースと受講し、もちろんこれからも継続していく予定です。
PNFの基礎コースを受講した理由は指導してくださったインストラクターの人間性に惹かれたことと、新しい引き出しを増やしたいことが理由でした。
PNFの考え方、テクニックはとてもポジティブで、受講後はより対象者さんのポジティブな要素を使ったアクティブなセラピーが可能になったと思っています。具体的なところは今後ブログでoutputしていきますね(^ ^)
というわけで今年はたくさんinputをしたので、来年はこのブログを通じて、そして学術活動も通じてoutputの年になるように邁進していきます。
最後にこの名言を提示して本日のブログをしめたいと思います。
人間にとって最高の幸福は、一年の終わりにおける自己を、その一年の始めよりも、はるかに良くなったと感ずることである。〜レフ トルストイ〜