blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法

心理学が苦手なセラピストはDAIGOから学ぶべし

テレビでお馴染みのメンタリストDAIGO。 最近はテレビよりもネットの世界での活躍が目立ちます。 そして多くの書籍も出版しています。 DAIGOの書籍、動画は神経科学や心理学に基づく情報を非常にわかりやすく、そして生活に役立つ形で教えてくれます。 難解…

行動変容を支援するコツ

動くようになった麻痺側上肢手を生活場面では使用していない 「できるADL」と「しているADL」の乖離 訓練室での活動以外ではベッドで臥床して過ごしてしまっている セラピーで改善、獲得した機能・能力を実際の生活場面で発揮してもらうこと、そしてそれがさ…

動作の効率性を改善させるコツ

先日京都にあるKNERC(上賀茂神経リハビリテーション教育研修センター)にて 、「ボバース概念で見つけ出すクリティカルキューズ、ボバース概念で考えるクリニカルリーズニング」を受講しました。 KNERCについては以下のブログ記事で紹介しています。参照く…

まわりと差別化を図りたい作業療法士が勉強すべき学問領域とは?

医療専門職である作業療法士が、まわりの作業療法士から差別化を図り、社会に貢献できる人材として生き残っていくためには、医学領域だけの勉強では十分でないと感じています。 AIの時代になっても作業療法士という職業は残ると言われていますが、個人レベル…

ワイピングexのコツ④〜課題志向的アプローチに基づいて〜

ワイピングexでは上肢の到達運動の学習を促します。 その際目標物を提示すること、つまり手を伸ばす目標(距離、方向)を定めることが重要であると考えています。 目標物を提示しない単なる上肢運動の反復は、機能的なリーチ動作の学習と獲得には十分でない…

ワイピングexのコツ③〜机の高さは〜

ワイピングex③では机の高さについてまとめてみます。 机の高さはどう設定すべきか? 机上でワイピングする際、机の高さは何を基準に設定しているでしょうか? 机が高すぎると肩甲帯の代償が、低すぎると体幹の代償がでる傾向にあり、機能的なリーチ動作の学…

ワイピングexのコツ②〜姿勢を整える〜

ワイピングexを導入、開始する前に上肢運動の土台となる姿勢とその安定を準備する必要があります。 姿勢の安定を保障することは、上肢を動かす筋の起始部を安定させることになります。 筋肉自体はその両端が中心に向かって縮むことしかやっていないので、起…

介護予防において療法士に必須の知識と技術とは?【結論 習慣化と動機付けの知識と支援技術】

今日は「介護予防事業に携わる専門職のための基礎研修会」を受講してきました^_^ 介護予防事業の効果的、効率的な展開のためには地域リハの視点で多職種連携に基づいて「口腔」「栄養」「運動」「社会参加」への一体的な取り組みが柱となるとされています。 …

ワイピングexのコツ①〜その適応と目的〜

身体障害領域の作業療法では上肢の機能改善を目的に、机上や壁面でのワイピングex(サンディング)を導入することが多いのではないでしょうか? 特に随意運動は可能であるが上肢を十分に滞空できないケースの場合は、空間でのリーチ対象操作の前段階として、…

他職種連携のコツ【結論 返報性の原理に基づいて他職種の困りごとをサポートすべし】

療法士は「できるADL」を改善して、その能力を「しているADL」につなげるという役割があります。 その為には入院生活を直接支援している看護介護スタッフの方との連携が特に欠かせません。 しかし連携がうまくいかないこともあります。 職種それぞれの価値観…

作業療法士の為のPNFアプローチ③【上肢機能改善のために外旋筋群を促通せよ】

2019/7/21〜23、米子にて本邦初開催であった「作業療法のためのPNFアプローチ」の内容についてのまとめ第3弾です。 講師はドイツの理学療法士でIPNFAシニアインストラクターとボバースアドバンスインストラクターであるベネディクトブーマー先生。 内容は主…

管理職はつらいよ

こんにちは、blueskycarpです。 22年目の作業療法士、今はプレイングマネジャーです。 臨床と管理の仕事を半々で行なっている日々です。 本日のテーマは管理職はつらいよ なぜつらいのか? 患者さんの回復、社会参加を支援するための知識や技術を長く磨いて…

作業療法士になってよかったと感じること

こんにちは 作業療法士のblueskycarpです 今回は今年(2019年)で22年間作業療法士を生業としてきた僕が、この職業に就いてよかったと思うことを3つまとめてみます。 これから作業療法士になろうと考えている方、作業療法士になりたての方の参考にいなればと…

PNFを学ぶ為のweb情報

「PNFってどうやって学ぶの?」 「PNFを学びたいけど、いろんな講習会や団体があってどれを受講していいのかわからない」 「とりあえずネット環境からPNFに関する良質な情報を得たい」 僕は回復期で働く作業療法士ですが、PNFを学んでいます。 昨年国際PNF協…

作業療法士の為のPNFアプローチ②【CKCで肩甲骨の安定化をトレーニングせよ】

2019/7/21〜23、米子にて本邦初開催であった「作業療法のためのPNFアプローチ」の内容についてまとめています。 講師はドイツの理学療法士でIPNFAシニアインストラクターとボバースアドバンスインストラクターであるベネディクトブーマー先生。 内容は手、上…

作業療法士の為のPNFアプローチ①【上肢手の機能回復の為にはまず姿勢制御をトレーニングせよ】

2019/7/21〜23、米子にて本邦初開催であった「作業療法のためのPNFアプローチ」を受講してきました。 講師はドイツの理学療法士でIPNFAシニアインストラクターとボバースアドバンスインストラクターであるベネディクトブーマー先生でした。 ベネディクト先生…

作業療法士に必須の知識と技術は何か?【結論 対象者の習慣化を支援する知識と技術】

作業療法士に必須の知識と技術とは何でしょうか? ズバリ「より良い経験、行動を習慣化させる知識、技術」であると考えています。 作業療法における人間理解の基礎 京極先生の上記の動画では作業療法の人間理解の視点としてdoingーbeingーbecomingーbelongin…

身体介助を上達させるコツ【結論〜効率を求めない〜】

「身体介助がうまくできず腰を痛めてしまった」 「身体介助に自信がもてない」 「患者さんの残存能力を活かした身体介助ができない」 回復期で働く作業療法士として看護、介護スタッフ、そして患者さんの家族に生活動作の介助方法を助言させていただく機会が…

ボバースアプローチを学び続ける理由

「ボバースアプローチって効果あるの?」 「ボバースアプローチって役に立つの?」 「何でボバースアプローチを学んでいるの?」 僕は作業療法士としてボバースアプローチを学び続けています。 基礎コース受講したのは2005年ですから、本格的に学んで14年に…

寝返り介助のコツ

「体位変換のための寝返りの介助がうまくいかない」 「寝返りを介助しようとすると強く抵抗されてうまく介助できない」 「寝返りの介助がうまくいかず体を痛めてしまった」 今回は病院や施設、在宅の介助や介護の場面で寝返りの介助がうまくいかず苦労されて…

患者さんとのラポールを形成するコツ【結論 単純接触効果を利用する】

「患者さんを担当し始めたけど、どうもラポール形成がしっくりしない」 「患者さんに信頼してもらえている実感がない」 「もっと患者さんに信頼してもらえる人材になりたい」 今回は日々の臨床でラポール形成に悩む療法士向けの記事となっています^_^ 患者さ…

患者さんへのアドバイスのコツ

そろそろ退院する患者さんから退院後の生活 やリハビリの仕方について尋ねられることがあります。 特に機能障害(麻痺や疼痛)が残存して退院する患者さんには、退院後も機能回復、社会参加を促進できるアドバイスができるよう心がけています。 最近は以下の…

ADL訓練のコツ

作業療法士にとって対象者の生理的欲求を満たす作業として、セルフケアの遂行を改善する支援技術は必須のものです。日々の臨床ではADL訓練としてターゲット動作の反復練習を行いますが、単なる反復でうまく事例ばかりではありません。また入院期間の短縮によ…

価値観を捉えてその人らしさを支援する

「 その人らしさを支援する」とは、以下の書籍では「対象者の価値観を実現できる作業ができるように支援すること」とされています。 高齢者のその人らしさを捉える作業療法 作者: 籔脇 健司 出版社/メーカー: 文光堂 発売日: 2015/03/20 メディア: 単行本 こ…

立ち上がり動作の観察のコツ

立ち上がり動作は基本動作でありPTの守備範囲です。しかしトイレ、入浴、更衣などの生活動作ではそれらの動作を立位で遂行するための通過動作として必要であるため、OTとしてもその遂行度を評価できる必要があると考えています。 今回は下肢の筋力はあるのに…

ROMexのコツ②〜ボジティブな機能を活かす方法〜

新人さん向けにROMexのコツについて指導したことをまとめてみます。 ROM exでは可動域の拡大を意図して、最終域で筋肉や軟部組織をストレッチする方法が一般的、標準的なアプローチであると考えています。ただその方法で可動域が拡大できればいいですが、う…

父親に対する作業療法

昨年から遠方に暮らす両親の健康管理のサポートを行なっています。74歳の父は退職後ガンが見つかり何度かの入院で放射線治療、抗がん剤治療を受けました。幸い寛解してきましたが今後も通院治療が必要です。68歳の母は長年患っているうつ病が悪化し半年間入…

生活期を見据えた回復期リハのあり方

これからの回復期リハは将来の入院期間の短縮を見越して訪問リハ、外来リハ、通所リハ、地域包括ケアといった生活期のリハを見据えた関わりが重要であるとされています。回復期リハの入院期間だけで対象者の回復、健康、幸福の促進を完結させることはできま…

あぐらでROMex

先日新人さんにROMexのこつを指導しました。具体的には肩甲骨の動きの評価と評価に基づいた動きの引き出し方について指導したのですが、肩甲骨の動きや動きを邪魔している組織がよくわからないとのことでした。 わかるようになるポイントとして、手を柔らか…

作業療法士の為の幸福学⑩

作業療法士の為の幸福学⑩、今回は作家、橘玲氏の以下の書籍に基づいています。今回の幸福学は対象者の幸福というよりも、自身の人生設計を考えためのヒントになる内容です。 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 …