blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士に必須の知識と技術は何か?【結論 対象者の習慣化を支援する知識と技術】

作業療法士に必須の知識と技術とは何でしょうか? ズバリ「より良い経験、行動を習慣化させる知識、技術」であると考えています。 作業療法における人間理解の基礎 京極先生の上記の動画では作業療法の人間理解の視点としてdoingーbeingーbecomingーbelongin…

身体介助を上達させるコツ【結論〜効率を求めない〜】

「身体介助がうまくできず腰を痛めてしまった」 「身体介助に自信がもてない」 「患者さんの残存能力を活かした身体介助ができない」 回復期で働く作業療法士として看護、介護スタッフ、そして患者さんの家族に生活動作の介助方法を助言させていただく機会が…

作業療法士のための痛み学⑧〜慢性疼痛ガイドラインに基づく作業療法〜

2018年4月に発刊された慢性疼痛ガイドラインのリハについてその要点と、作業療法との接点についてまとめます。 ①慢性疼痛に対するリハの第一選択は運動療法である 一般的な運動(有酸素運動、筋トレ、ストレッチ)、またモーターコントロールエクササイズ(…

作業療法士のための痛み学⑦〜筋肉の痛みについて〜

一般的に身体の痛みとして訴えられる肩こりや腰痛があります。 肩こりや腰痛は心身にかかるストレスの持続により、筋緊張が亢進することで生じると考えることができます。 では筋緊張の亢進がなぜ痛みに繋がるのでしょうか? 筋緊張の亢進は筋肉の内圧を上昇…

作業療法士のための痛み学⑥〜下降性疼痛抑制について〜

ひとの身体には痛みを抑制させる仕組みが備わっています。 中枢(大脳、脳幹)の活性化によって、脊髄後角での痛みのシナプス伝達を抑える仕組みです。 これを下降性疼痛抑制といいます。 中枢の活性化は、考える、見る、聞く、話す、読む、触れる、身体を動…

作業療法士のための痛み学⑤〜神経障害性疼痛について〜

神経障害性疼痛は、傷ついた末梢神経の、痛み刺激によらない、普通でない痛みです。 侵害刺激がなくても、何もしなくても痛みを感じます。 末梢神経が外傷で切れる、傷つく、ウイルス感染(帯状疱疹)、代謝異常、血流障害などで発生します。 痛みを伝えるAδ…

作業療法士のための痛み学④〜末梢性感作と中枢性感作について〜

今回は痛みを持続、慢性化させる要因となる末梢性、中枢性感作についてその理解と対応についてまとめます。 「感作」とは「敏感な状態」を意味します。 そして痛みのセンサーである自由神経終末の閾値が低下している状態を「末梢性感作」といいます。 怪我の…

作業療法士のための痛み学③〜虚血と不活動による痛みについて〜

「作業療法士として患者さんの訴える痛みにどう対応していいのか分からない」 「作業療法士として痛みを訴える患者さんの生活をより良くしたい」 「作業療法士として痛みを理解、対応するためにどう勉強したらいいのか分からない」 作業療法士のための痛み学…

作業療法士のための痛み学②〜侵害受容性疼痛について〜

「作業療法士として患者さんの訴える痛みにどう対応していいのか分からない」 「作業療法士として痛みを訴える患者さんの生活をより良くしたい」 「作業療法士として痛みを理解、対応するためにどう勉強したらいいのか分からない」 臨床では痛みを訴える患者…

作業療法士のための痛み学①

「作業療法士として患者さんの訴える痛みにどう対応していいのか分からない」 「作業療法士として痛みを訴える患者さんの生活をより良くしたい」 「作業療法士として痛みを理解、対応するためにどう勉強したらいいのか分からない」 臨床では痛みを訴える患者…

ボバースアプローチを学び続ける理由

「ボバースアプローチって効果あるの?」 「ボバースアプローチって役に立つの?」 「何でボバースアプローチを学んでいるの?」 僕は作業療法士としてボバースアプローチを学び続けています。 基礎コース受講したのは2005年ですから、本格的に学んで14年に…

創造的思考を高めるコツ【結論 習慣的思考パターンから脱却する】

「新しいアイディアが浮かばない」 「いつも同じような考え方になってしまう」 「効果的な問題解決策が発想できない」 「業界のイノベーションに貢献したい」 不確実な時代には既存の価値観にとらわれない創造的思考によって、新しい価値観や問題解決を提示…

ROMexのコツ③

「ROM exがうまくできない」 「ROM exをしても可動域が広がらない」 「筋緊張が更新していてうまく可動域を拡大できない」 「もっと効果的なROMexを提供したい」 今回はROM exをより効果的に実践したいセラピストを対象に記事を書いています。 ROM exのコツ…

習慣化のコツ【結論 状況と習慣化したい行動をセットにする】

「健康のために運動を習慣化したいけど続かない」 「ブログで収益化したいけど忙しくて記事を更新できない」 「自己研鑽のため読書を習慣化したいけど、なかなかできない」 今回は自分自身の成長や健康、幸福を願って習慣化したいことがあるけれど、なかなか…

寝返り介助のコツ

「体位変換のための寝返りの介助がうまくいかない」 「寝返りを介助しようとすると強く抵抗されてうまく介助できない」 「寝返りの介助がうまくいかず体を痛めてしまった」 今回は病院や施設、在宅の介助や介護の場面で寝返りの介助がうまくいかず苦労されて…

筋トレが続かない理由【結論 狩猟採集生活時代の名残です】

「筋トレを始めたが三日坊主で終わってしまう」 「筋トレを続けたいが忙しくてできない」 「筋トレを始めたけど続けれるか自信がない」 今回はそんな方に、筋トレが続かない理由とその対処法について記事にしています。 筋トレが続かない理由、それは ズバリ…

患者さんとのラポールを形成するコツ【結論 単純接触効果を利用する】

「患者さんを担当し始めたけど、どうもラポール形成がしっくりしない」 「患者さんに信頼してもらえている実感がない」 「もっと患者さんに信頼してもらえる人材になりたい」 今回は日々の臨床でラポール形成に悩む療法士向けの記事となっています^_^ 患者さ…

先延ばししないための仕事術【先延ばしは狩猟採集生活時代の名残】

気の乗らない業務、業務上のミスの上司への報告、資料作成、終業前の記録や業務処理などつい先延ばしにしたい誘惑にかられます。しかし先延ばしすることでかえって不安が増大します。そして長い目で見たときには仕事上、他者からの信頼を失う事態に至ること…

患者さんへのアドバイスのコツ

そろそろ退院する患者さんから退院後の生活 やリハビリの仕方について尋ねられることがあります。 特に機能障害(麻痺や疼痛)が残存して退院する患者さんには、退院後も機能回復、社会参加を促進できるアドバイスができるよう心がけています。 最近は以下の…

ADL訓練のコツ

作業療法士にとって対象者の生理的欲求を満たす作業として、セルフケアの遂行を改善する支援技術は必須のものです。日々の臨床ではADL訓練としてターゲット動作の反復練習を行いますが、単なる反復でうまく事例ばかりではありません。また入院期間の短縮によ…

作業療法士がおすすめする前屈姿勢が難しい時の便利グッズ

こんにちは^_^作業療法士のblueskycarpです^_^ 作業療法士は心身の状態、生活環境、生活の仕方を改善・工夫してよりよい生き方を支援する(健康と幸福を促進する)リハビリ専門職です。なお作業療法の定義は以下のリンクを参照ください。 search.yahoo.co.jp…

作業療法士がおすすめする身近な筋トレ食材

こんにちは^_^作業療法士のblueskycarpです^_^ 作業療法士は心身の状態、生活環境、生活の仕方を改善・工夫してよりよい生き方を支援する(健康と幸福を促進する)リハビリ専門職です。なお作業療法の定義は以下のリンクを参照ください。 www.google.com さ…

作業療法士が提案する座りすぎ対策

こんにちは^_^作業療法士のblueskycarpです^_^ 作業療法士は心身の状態、生活環境、生活の仕方を改善・工夫してよりよい生き方を支援する(健康と幸福を促進する)リハビリ専門職です。なお作業療法の定義は以下のリンクを参照ください。 www.google.com さ…

作業療法士がおすすめする不安解消グッズ

こんにちは^_^作業療法士のblueskycarpです^_^作業療法士は心身の状態、生活環境、生活の仕方を改善・工夫してよりよい生き方を支援する(健康と幸福を促進する)リハビリ専門職です。 www.google.com 僕は普段リハビリ病院で、患者さんのサポート(リハビリ…

価値観を捉えてその人らしさを支援する

「 その人らしさを支援する」とは、以下の書籍では「対象者の価値観を実現できる作業ができるように支援すること」とされています。 高齢者のその人らしさを捉える作業療法 作者: 籔脇 健司 出版社/メーカー: 文光堂 発売日: 2015/03/20 メディア: 単行本 こ…

立ち上がり動作の観察のコツ

立ち上がり動作は基本動作でありPTの守備範囲です。しかしトイレ、入浴、更衣などの生活動作ではそれらの動作を立位で遂行するための通過動作として必要であるため、OTとしてもその遂行度を評価できる必要があると考えています。 今回は下肢の筋力はあるのに…

ROMexのコツ②〜ボジティブな機能を活かす方法〜

新人さん向けにROMexのコツについて指導したことをまとめてみます。 ROM exでは可動域の拡大を意図して、最終域で筋肉や軟部組織をストレッチする方法が一般的、標準的なアプローチであると考えています。ただその方法で可動域が拡大できればいいですが、う…

父親に対する作業療法

昨年から遠方に暮らす両親の健康管理のサポートを行なっています。74歳の父は退職後ガンが見つかり何度かの入院で放射線治療、抗がん剤治療を受けました。幸い寛解してきましたが今後も通院治療が必要です。68歳の母は長年患っているうつ病が悪化し半年間入…

強みを知る方法

ピーター ドラッカー 「何かを成し遂げられるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない」 ジョン マクスウェル 70:25:5の法則 「何かを成し遂げるためには、自分の強みを利用し伸ばすために時間を費やすことに70%、自分の強みに繋…

生活期を見据えた回復期リハのあり方

これからの回復期リハは将来の入院期間の短縮を見越して訪問リハ、外来リハ、通所リハ、地域包括ケアといった生活期のリハを見据えた関わりが重要であるとされています。回復期リハの入院期間だけで対象者の回復、健康、幸福の促進を完結させることはできま…