blueskycarp’s blog

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

ポジティブ心理学を学ぶためのウェブ情報

作業療法士は、人々の健康と幸福を促進する専門職です。 しかし作業療法士の養成課程において「幸福」について学ぶ機会は少ないと僕は捉えています。 www.blueskycarp.com 現状では卒後に自己研鑽、自助努力を通じて学ぶ必要があります。 幸福に関する知見は…

肩甲骨の代償を減らすコツ

「上肢の挙上運動、リーチ動作の際に肩甲骨の代償が強く出て困っています。どうしたらいいですか?」 先日代行訓練の申し送りで担当者から上記のような相談を受けました。 上肢の運動麻痺や肩関節の術後の筋力低下のため、肩関節の屈曲を必要とするリーチ動…

食事動作訓練のコツ【ある程度食欲を満たしてから練習する】

作業療法士は応用的動作の獲得を目的に、あらゆる生活機能への介入、環境調整そしてトレーニングを実施します。 食事動作も応用的動作として、作業療法士が介入する大事な生活機能となります。 特に頸髄損傷や重度の神経疾患で食事をするための手や腕の機能…

中年作業療法士が3分プランクを習慣化した結果起きたこと

昨年10月に研修に行ったことをキッカケに「3分プランク」という筋トレを習慣的に実践しています^_^ 以下実践している動画です^_^ 3分プランク! みるみるお腹が引き締まる☆ 【初中級者向け】 #208 現時点で5ヶ月になりますが、臨床の中での変化を感じていま…

作業療法士は自己効力感を深掘りすべし

自己効力感という概念をご存知でしょうか? 心理学者アルバート・バンデューラが提唱した概念です。 作業療法を通じて対象者の行動変容、習慣化を支援する上でとても重要な概念であると最近特に感じて勉強しています。 僕は以下の書籍で理解を深めました。 …

作業療法士は知っておきたいウェルビーイングの諸理論

作業療法士は人々の健康と幸福を促進する主に医療、保健、福祉の領域で働くリハビリテーションの専門職です。 作業療法士として人々の幸福つまりウェルビーイング(主観的ウェルビーイング)を促進するためには ウェルビーイングの理論やその要素を知ってお…

参加レベルの目標を設定するコツ

最近職場の看護師さんから、「心身機能や活動レベルの目標設定はできるけど参加レベルの目標設定をどう考えたらいいの?」という質問をもらいました。 僕の職場は回復期なので、ADLを拡大しなるべく早期に在宅生活につなげることが使命です。 したがって心身…

回復期リハが包括化された時に必要なセラピストのスキルとは?

先日、日本慢性期医療協会からリハビリテーション提供体制について包括的なリハビリテーション提供体制として「基準リハビリテーション」制度の創設を提案がありました。 特に一般病床、急性期でのリハビリテーションの提供体制について、包括化しより自由度…

セラピストは意志力をマネジメントする必要あり

意志力は思考、感情、欲求をコントロールする力です。自制心と同じ意味になると思います。 意志力には容量があり、発揮すればするほど容量が減っていきます。 そして消耗すると短絡的な意思決定と行動選択、思考のショートカット(ヒューリスティスク)をし…

本物との出会いは動機付けと成長を促進する

セラピストとして長く社会に貢献したい。社会に貢献できる人材として成長したい。 そのためには継続した自己研鑽が必要です。 一方でひとりの力では研鑽を持続させることが難しいこともあります。 そんな時は人との繋がり、出会いが大事になると思います。 …

心理学が苦手なセラピストはDAIGOから学ぶべし

テレビでお馴染みのメンタリストDAIGO。 最近はテレビよりもネットの世界での活躍が目立ちます。 そして多くの書籍も出版しています。 DAIGOの書籍、動画は神経科学や心理学に基づく情報を非常にわかりやすく、そして生活に役立つ形で教えてくれます。 難解…

セラピストとしてVUCA時代のキャリア形成を考える

VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件 作者: 柴田彰,岡部雅仁,加藤守和 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2019/11/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 上記の書籍ではVUCA時代におけるビジネスパーソンのキャリア形…

これからの作業療法士は個人としての市場価値を高めていく必要あり

…今の職場にこのままいてもいいのか? …今の職場にいても将来の展望がもてない。 …今の職場の給料では将来の生活設計が描けない …でも違う職場に移る勇気がない 正解がなく選択肢が増えた世の中で、作業療法士としてどうキャリア形成、人生設計をしていくべ…

幸福を持続させるためのコツ

人は誰でも幸せになりたいと願って生活しています。 アリストテレスは、幸福について「生きるための意義、人間存在の究極の目的」としています。 しかし幸福は長続きしないという特性を持っています。 特に快楽に基づく幸福は持続しません。 快楽に基づく幸…

行動変容を支援するコツ

動くようになった麻痺側上肢手を生活場面では使用していない 「できるADL」と「しているADL」の乖離 訓練室での活動以外ではベッドで臥床して過ごしてしまっている セラピーで改善、獲得した機能・能力を実際の生活場面で発揮してもらうこと、そしてそれがさ…

ハンドリングを上達させるためにセラピストも身体トレーニングすべし

セラピストがセラピーで提供する接触とハンドリングは対象者の身体図式、運動感覚を惹起し運動学習を導くための道具の一つです。 ハンドリングするセラピストの手は感覚器官として働く必要があります。 接触、誘導しながら常に対象者の重心位置、床半力、四…

動作の効率性を改善させるコツ

先日京都にあるKNERC(上賀茂神経リハビリテーション教育研修センター)にて 、「ボバース概念で見つけ出すクリティカルキューズ、ボバース概念で考えるクリニカルリーズニング」を受講しました。 KNERCについては以下のブログ記事で紹介しています。参照く…

まわりと差別化を図りたい作業療法士が勉強すべき学問領域とは?

医療専門職である作業療法士が、まわりの作業療法士から差別化を図り、社会に貢献できる人材として生き残っていくためには、医学領域だけの勉強では十分でないと感じています。 AIの時代になっても作業療法士という職業は残ると言われていますが、個人レベル…

ホリエモンの幸福論 その2 〜時間革命を読んで〜

ホリエモンの最新刊「時間革命」を読みました^_^ 時間革命 1秒もムダに生きるな 作者: 堀江貴文 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2019/09/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 人間にとって何より尊いのは時間であり、Time is money.で…

ワイピングexのコツ④〜課題志向的アプローチに基づいて〜

ワイピングexでは上肢の到達運動の学習を促します。 その際目標物を提示すること、つまり手を伸ばす目標(距離、方向)を定めることが重要であると考えています。 目標物を提示しない単なる上肢運動の反復は、機能的なリーチ動作の学習と獲得には十分でない…

ワイピングexのコツ③〜机の高さは〜

ワイピングex③では机の高さについてまとめてみます。 机の高さはどう設定すべきか? 机上でワイピングする際、机の高さは何を基準に設定しているでしょうか? 机が高すぎると肩甲帯の代償が、低すぎると体幹の代償がでる傾向にあり、機能的なリーチ動作の学…

ワイピングexのコツ②〜姿勢を整える〜

ワイピングexを導入、開始する前に上肢運動の土台となる姿勢とその安定を準備する必要があります。 姿勢の安定を保障することは、上肢を動かす筋の起始部を安定させることになります。 筋肉自体はその両端が中心に向かって縮むことしかやっていないので、起…

介護予防において療法士に必須の知識と技術とは?【結論 習慣化と動機付けの知識と支援技術】

今日は「介護予防事業に携わる専門職のための基礎研修会」を受講してきました^_^ 介護予防事業の効果的、効率的な展開のためには地域リハの視点で多職種連携に基づいて「口腔」「栄養」「運動」「社会参加」への一体的な取り組みが柱となるとされています。 …

ワイピングexのコツ①〜その適応と目的〜

身体障害領域の作業療法では上肢の機能改善を目的に、机上や壁面でのワイピングex(サンディング)を導入することが多いのではないでしょうか? 特に随意運動は可能であるが上肢を十分に滞空できないケースの場合は、空間でのリーチ対象操作の前段階として、…

他職種連携のコツ【結論 返報性の原理に基づいて他職種の困りごとをサポートすべし】

療法士は「できるADL」を改善して、その能力を「しているADL」につなげるという役割があります。 その為には入院生活を直接支援している看護介護スタッフの方との連携が特に欠かせません。 しかし連携がうまくいかないこともあります。 職種それぞれの価値観…

作業療法士の為のPNFアプローチ③【上肢機能改善のために外旋筋群を促通せよ】

2019/7/21〜23、米子にて本邦初開催であった「作業療法のためのPNFアプローチ」の内容についてのまとめ第3弾です。 講師はドイツの理学療法士でIPNFAシニアインストラクターとボバースアドバンスインストラクターであるベネディクトブーマー先生。 内容は主…

管理職はつらいよ

こんにちは、blueskycarpです。 22年目の作業療法士、今はプレイングマネジャーです。 臨床と管理の仕事を半々で行なっている日々です。 本日のテーマは管理職はつらいよ なぜつらいのか? 患者さんの回復、社会参加を支援するための知識や技術を長く磨いて…

作業療法士になってよかったと感じること

こんにちは 作業療法士のblueskycarpです 今回は今年(2019年)で22年間作業療法士を生業としてきた僕が、この職業に就いてよかったと思うことを3つまとめてみます。 これから作業療法士になろうと考えている方、作業療法士になりたての方の参考にいなればと…

PNFを学ぶ為のweb情報

「PNFってどうやって学ぶの?」 「PNFを学びたいけど、いろんな講習会や団体があってどれを受講していいのかわからない」 「とりあえずネット環境からPNFに関する良質な情報を得たい」 僕は回復期で働く作業療法士ですが、PNFを学んでいます。 昨年国際PNF協…

作業療法士の為のPNFアプローチ②【CKCで肩甲骨の安定化をトレーニングせよ】

2019/7/21〜23、米子にて本邦初開催であった「作業療法のためのPNFアプローチ」の内容についてまとめています。 講師はドイツの理学療法士でIPNFAシニアインストラクターとボバースアドバンスインストラクターであるベネディクトブーマー先生。 内容は手、上…